加齢により唾液の分泌量は低下するため、口腔内の清潔度は低下し、各種の細菌が繁殖してきます。
また、残存歯が少なくなると、咀嚼、発音に支障をきたすので、患者さん自身の口腔管理に加え、介護者による清潔の援助すなわち口腔ケア≠ェ必要となってきます。
口腔ケアが適切に行われると、口腔内の汚れは取り除かれ、唾液の分泌は促進し、自浄作用も働き口腔内分泌物は清浄化されていきます。
したがって、口腔・咽頭粘液が微少吸引により気道に流れ込んでも、ただちに肺炎を発症する可能性は少なくなってきます。 |
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当院においては、衛生士による口腔清掃また介護されている方に清掃の指導を行い、誤嚥性肺炎の予防を行っていきたい考えています。
今、非常に便利な器具が開発されて、歯ブラシなどよりも効率的にしかも簡単に綺麗にすることが出来るようになっています。
当院においては、この器具を使用して衛生士が清掃し、また、介護されている方にも使用法を教えます。
また、月に1回以上、医師が同行し嚥下状態や口腔内チェックなどをさせていただきます。
出来れば、噛めるようになられた方が食事のときに脳への刺激が増し、意識がハッキリされるようになり、これも誤嚥性肺炎の予防につながると考えます。 |
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TEL 079−492−6767 |
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