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症状がわからないまま、私達の身体に悪影響を及ぼす、歯周病原菌。 |
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その歯周病原菌は、歯垢を住みかにし、ちょっとした口の中の出血で、歯肉の毛細血管から全身の血液中に入り、驚くべき全身疾患を引き起こします。 |
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心筋梗塞で亡くなった方の血管内の血栓を調べてみたところ、そこから歯周病菌が発見されています。 |
なんと、歯周病患者が心筋梗塞を患う確率は通常の3倍! |
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歯周病菌は、血管中を流れるコレステロールを血管に付着させる力が強く血栓を作り、動脈硬化を進行させる原因を生みます。 |
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これが、
心臓の重要な血管である冠状動脈に起きて
心筋梗塞を引き起こしてしまう。 |
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歯周病菌が要因と思われる病気は、他にも、狭心症、脳血栓、脳梗塞、肺炎などがあり日本人の死因となる病気の2位、3位に関係しています。
また、その素因の一つとなる糖尿病にも関係していることも明らかになっています。
また、最近、インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが、歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、がんを患う可能性が全体的に14%高いことが判明したという報告をしました。 (2008年5月27日発表)
論文では「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」としています。 |
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あと、歯周病菌は、女性に悪影響を及ぼす要因があります。それは 女性ホルモン
主に月経、更年期になどに分泌が盛んになるエストロゲン。
このエストロゲンを栄養にして、歯周病菌は女性の体内で増え続けます!
また、妊娠中の女性には、プロゲステロンが悪影響を及ぼします。
歯周病にかかっているお母さんは、未熟児出産や早産を起こす確率が7倍多いと言われています。 |
早産になる危険度 |
歯周病 |
7倍 |
アルコール |
3.5倍 |
高齢出産 |
2倍 |
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今や、歯周病による早産の確率は、喫煙や飲酒によりも高いとされています。 |
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一体、妊娠中の体内に、何が起きて早産になるのか?
赤ちゃんは、お母さんの羊水のなかにある「プロスタグランジン」
という物質が一定の量になった時に生まれる。
しかし、歯周病菌が体内に入ると女性ホルモン量が3倍に増加します。
そして、羊水の「プロスラグランジン」が急激に増えて、一定の量に早く達してしまう。
その結果、
子宮が収縮して早産を引き起こします。 |
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当院においては、歯周病菌を位相差顕微鏡とパソコンを使用して特定し、歯周病菌を除菌致します。 |
歯周病菌を除菌することによって、もちろん歯の寿命を延ばし、また、インプラントの寿命までも延ばすことが出来ます。 |
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